[TEXT BY : TAK_SFD]
パイオニア社初代DVJ-X1祭り、前回の、”maqui mix!”に引き続きまして今回のVJさんは国内外VJ達の間で知らない人はいない!という、ええそうです、そうなんです、あの福岡っ子VJおにーさん「motordrive」に体験してもらうことになりました。
(※新機種のDVJ-1000はもうすぐ2006年9月発売です)
motordriveさんは1999年より日本を代表するVJコミュニティサイトの管理もしているあの方です。彼のサイトで色々な機材のQ&Aとかイベントの情報交換などでお世話になった方多いのではないでしょうか。でも、motordriveさんの実態も知らない方も多いと思いますw。私も最近はもっぱらミクシですが、情報をちょくちょく見させていただいております。そして近年、サイトやクラブシーンのみではなく福岡のアップルストアにおいて「VJワークショップ」なる講義も精力的に行っているmotordrive(九州の方、ラッキー)、さてそんな彼がDVJ-X1とDVDシリーズPIXmixについて一体どのような感想をもつのでありましょう。Q&Aとサンプルミックス映像をお楽しみ下さいませませ。
※サンプル映像について:
このQ&Aの記事制作にあたり、映像は収録協力、HEAVENS DOORにより、motordriveさんオリジナルの素材、DVDシリーズPIXmixの素材そして収録会場及び機材シェアの関係により光学姉妹オリジナルの素材で構成されております。なお音楽は、SO-SHUさんに手がけていただきました。
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motordrive mix!収録映像より。
Q1. 今回DVDシリーズPIXmixやDVDプレーヤーDVJ-X1を体験し、VJ側の立場としての率直な感想を教えてください
DVJを使ってみて、スピードコントロール可能な高画質映像出力ギアとしては非常に安定してていいものだ、と思いました。
一方、自分のVJはCGアニメーションばかりで、スクラッチングとかでいい効果が出せるようなネタがないため、DVJの真価を100%は発揮できてないな、とちょっと悔しくも感じてましたけど。
PIXmixはこの時点でVol8まで出ているのがなかなか凄いですね。
これまでVJは、VJを始めてみよう、と思ったとき、どうしても避けられない映像制作や映像機材に関する知識の壁が立ちはだかり、どうしても敷居が高いものにならざるを得ません。
しかしDVJが普及し、PIXmixのようなVJ用映像素材集のリリースが多発すれば、選択の1つとして、映像をセレクションしてDVDのみを現場に持ち込んでプレイする、という極めてシンプルなスタイルが具体化しそうだし、それはVJシーンにプラスの影響をもたらすと考えてます。
ただPiXmixは、これまでPIXが出していた映像だけのVJ素材集とは違って音付きです。となるとPIXmixが一番有効なのは、VJ(その場で映像だけを操作する)よりも、DJ、もしくはaudiovisual(音と映像両方やる人)が使ってこそ、という部分もありますから、 Audiovisualプレイ素材としてどうなのか、という点は気になりました。
しっかり確認したわけではないですが、1DVD内に入ってるコンテンツ的に、長尺なものがそれほど多くなかったような気がするので、その辺の使い勝手についてはDJさんとかだとどう感じるのか興味のあるところです。
Q2. PIXmixへの将来への提案や、触ってみて思いついたことなどはありますか?
DVJならではの威力を「100%」発揮するためには、ターンテーブルライクな操作によるスピードコントロールや特にスクラッチングで面白くなる映像を使う必要がありそうだ、と感じました。
例えば、自分のようなCGモーショングラフィックス系の映像だと、スピード調整によるリズムとのシンクロを狙ったりする点では有効かもしれませんが、それだけの効果では勿体無いよなあ、と感じます。
じゃあ何がいいのか、といえば、例えばサンプリング系映像であったり、動作が面白い一定の尺を持つアニメーションであったり、アイデア次第で色々あると思うんですが、要は何が言いたいのかというと、PIXmixでもDVJのスクラッチング機能が活きるようなコンテンツシリーズがあるといいんじゃないか、ということです。
Q3. 欲しいDVD(理想のDVD)があったら教えてください。
なんだろう…。今は特に思いつきません。うーん。
Q4. そのほか、感想、ご提言、などありましたらなんなりと教えてください
DVJによるaudiovisualスタイルが普及して、曲に対し映像付きでリリースされ始めるところまで想像したことがあります。
そうなったとき気になったのは、みんなが買ったその曲は、誰がプレイしてもいつも同じ映像が流れる、というシチュエーションになりそうな点ですね。
それってこれまでのVJのあり方から考えて、その場その場でのダイナミズムがなくなるし、むしろ退化する方向ともいえないくもないと考えてます。
そういう意味で、PIXmixのような完成したコンテンツも必要ですが、その一方で、やはりオリジナルのDVJ用のDVDを作る為の環境整備とかが進むともっと面白いかも、と思います。
つまり映像や曲の素材を出すのみでなく、普通の人でも簡単に曲と映像を複数選ぶだけでDVDが焼ける、みたいな、ウィザード形式レベルである程度のシンクロ編集までできちゃうような「DVJコンテンツ作成専用オーサリングソフト」とか出てこないかな?とか思っているわけです。
正直なところ、完全に各VJが一曲一曲にあわせて、映像をしっかり制作・編集してDVDを作ってリリースする・・・というビジネスモデルだと、あまりに大変すぎて、いつまでたってもDVJプレイ用コンテンツが充実させることは難しいんじゃないかと考えてるんですよね。
例えば某社のPhotoCinemaレベルのシンプルさで使いたい曲と映像素材を選ぶだけで、DVJ用DVDとかが焼きあがってきてくれるようなソフトが出てくれば、よりDVJのVJスタイルは、手軽に各人がオリジナリティ・バラエティに飛んだプレイができるようになるんじゃないかな、と思いますがどうでしょうね。
勿論しっかりネタ作りこんでフレーム単位できっちり編集したDVDには、クオリティやシンクロ率的にかなわないでしょうが、実際にはイベントの雰囲気毎に自分のセンスであわせた映像に切り替えたDVDセットを持ち込む形のほうがたのしいいだろう、という考え方です。
Q5. 自由なコメント(ありましたらなんなりとどうぞ)
今回DVJとPixmix触られて頂いてとっても面白かったです。自分のスタイル的にDVJを導入することは考えていませんでしたが、それにしてもDVJを使ったVJについて、アレコレ考えてみるとそれなりにアイデア湧いてきました(^ ^)。
また今回のようなチャンスを是非作ってください!
以上Q&Aでした。motordriveさんありがとうございました!!
さてさて次回は、お待たせいたしましたー♪いよいよ光学姉妹によるmixの紹介です。
このような豪華な企画は他であまり読めないし見られませんので皆様お見逃しなくなく♪
※各ムービーのダウンロードに時間がかかりますが、ダウンロード完了までしばらくお待ち下さい。なお、各コントローラーのタイムラインである緑色の線が右まで一杯に行きましたら、ムービーのダウンロードは終了です。
motordrive x SO-SHU mix! 01
motordrive x SO-SHU mix! 02
motordrive x SO-SHU mix! 03
motordrive x SO-SHU mix! 04
motordrive x SO-SHU mix! 05
motordrive x SO-SHU mix! 06
この記事に掲載される全ての映像と画像の著作権及びコピーライトは、(c)PIXELCRAFT、(c) motordrive、(c)光学姉妹となります。なお、映像音楽は(c) SO-SHUです。全ての映像、画像及び音楽の無断な転写や改造、再配布は固く禁止しております。